あなたは何のために悩んでいるの?
2014年07月21日
河野嘉恵 at 22:28 | Comments(0) | セミナー情報
今、あなたはどんな悩みを抱えて毎日を過ごしていますか?
「もう・・・それこそ盛りだくさん」
「あるっちゃあるけど・・・でも生きるってそういうもんじゃない?」
「うーん・・・特にないかなぁ」
きっとそれぞれに想いを抱えながら毎日を過ごしていることと思います。
私は今までの人生、振り返ってみると本当にたくさんのことで七転八倒しながら、悩んできました。
「それは大変だったね」と言われるものから、「いや、そんなに悩むほどのことでは・・・」とあきれられるようなものまで。
でも渦中にいるときは必死です。
時にはジタバタ苦しみながら。時には問題を見ないようにしながら。
これまでの私はいつも何かしらの悩みや問題を抱え、それを解決しようとして生きてきたように思います。
きっと今これを読んでいる皆さんも、「まったく悩んだことないし、問題なんてなかったよ」という方はごく稀で、ほとんどの方がいろんな思いをしながら、今この瞬間を生きているのではないでしょうか。
ここで一つ質問しますね。
この質問の答えに正解はないけど、ちょっと胸に手を当てながら考えてみてください。
私たちは常に問題に直面し、大なり小なり悩みながら生きている。
それなら
そもそも
私たちはいったい「何のために」悩みを抱えて生きているのでしょうか?
何 の た め に ?
きっと今、皆さんの頭の中には漠然と自分なりの答えがあると思います。
「とにかく問題を解決して楽になりたいから、悩んでる」
「ストレスを無くしたいと思うから、今悩んでる」
「笑って毎日を過ごせるようになりたいから、悩んでる」
どれが間違いで、どれが正解ということではありませんが、この答えって、あまりにも抽象的で、実体が良く分からないと思いませんか?
この実体のない、よくわからない答えのヒントになるお話を聴ける講演会が、8月9日(土)に飯山市民会館で行われます。
講師の名前は中村美幸さん。
彼女は今から十数年前に、大きな問題に直面し、苦悩していました。
なぜなら
初めてのわが子が生後4か月で余命3か月の宣告を受けたからです。
・・・この1行を読んだだけで、胸がぎゅっと押しつぶされてしまいますよね。
数年前、彼女の話を初めて聴くとき、私は正直自分のメンタルが持つか不安でした。
保育士だった私には、あまりにもリアルすぎて、聴くのがつらくなるのではないかと思ったからです。
保育士の私でさえそうだったのだから、これを読んでいるお子さんを持つお母さんなら、なおさらそう感じるかもしれません。
でも彼女は
「こんなにも苦しかった」「こんなにも悲しかった」
そんな想いを講演で伝えたいわけではありません。
誰もが夢であってほしいと願うような、この問題と苦悩の中から、答えを見つけたのです。
それは
「この子は可愛そうな子じゃない」
この言葉の本当の意味することを講演で聴いたとき、涙が止まりませんでした。
彼女の持つ、母としての深い、激しい、そして強い愛に心を打たれました。
でもね、ついこの前のことなのですが、そんな彼女とひょんなことから「無償の愛ってなんだろうね」という話をしていると、彼女はこう答えたんです。
「無償の愛っていうと、母親の愛っていうイメージだけど、私は本当は子どもの方が親を無償の愛情で包んでくれているんだと思う」って。
・・・!!
これぞ無償の愛情を注いだってことだろう!ということをしてきた彼女から出た言葉だからこそ、本当にズシンときます。
確かに講演で彼女は言っているのです。
「あの出来事は、私にとってつらく悲しいことだったけど、でもあの子は私に大きなギフトをくれた」
私は思うのです。
お子さんが彼女に注いだ無償の愛を、彼女はしっかりと丸ごと受け取り、味わったのだと。
そしてそれを幸せに生きるヒントとして、今私たちに伝えてくれているんだなぁって。
きっと中村さんのお話から受け取るメッセージは、聴いた方それぞれだと思います。
でも間違いなく、聴いた後は心の中に愛おしさが残ると思います。
お子さんのいる方なら、きっとわが子を抱きしめたくなることでしょう。
8月9日(土)飯山市民会館にて、10時開演11時半終了です。
参加費は1000円。
全ての方に聴いていただきたいお話です。
事前予約ですので、詳しくはこちらをご覧下さいませ☆