プロフィール
河野嘉恵
河野嘉恵

長野市出身

国際コーチ協会(ICA)ポテンシャルコーチ
国際コーチ協会(ICA)認定講師
保育士資格

長野市公立保育園に18年間勤務。
2年間在籍した子育て支援センターでは、延べ700件以上の子育て相談を受ける。
その経験から、子育ての相談スキルを上げたいと思っていた時に、コーチングと出会い、子育ちに関わる大人が元気でハッピーになれるサポーターになりたいと、強く思うようになる。

2012年4月、独立。
現在は、子育てママ対象の講演や、保育園幼稚園の職員研修を行う。
また1対1のパーソナルコーチングセッションを行い、子育てにかかわる人の応援サポーターとして活躍する。
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で、私どうしたい?2

2014年07月14日

 河野嘉恵 at 18:30 | Comments(0) | 可能性を信じる


さて、前回の記事で「(いろいろあるけど)で、私どうしたい?」という問いを持つことで、「自分の思うままに、自分を動かしていい」という許可を出してみませんかとお伝えさせていただきました。

詳しくはコチラ


私は普段講師をしながら、1対1の相談セッションをしています。
セッションではこの「私どうしたい?」がわからない、もしくはいくつかあるけど、ピンとこない方が沢山いらっしゃいます。

今回の記事はそんな「私、どうしたい?」がわからない方へ、メッセージのつもりで書いてみました。




「私、どうしたい?」という問いを持った時

単純に「わー!考えたことなかった!」という方は、ちょっと考えてみるとぽろぽろ出てくるのですが、「考えても何も思いつかない」という方、または「あることはあるけどでもこんな些細なことしか・・・」と落ち込む方、または「考えてみたら、苦しくなってしまった」という方も一定数いらっしゃいます。

全てではないけれど、そういった方々の多くに共通していること

それは・・・



今この瞬間、自分が何を感じているのかわからない



こういう方が、本当に多いなぁと思います。



たとえば

過去にとても傷ついたり悲しかった経験があると、同じ感情を味わいたくないと、自分の感情に蓋をしてしまっている人。
そういう方は、マイナスの感情に対してとても鈍感です。


悩みを聴いてほしくて話しているのに、その悩みを他人事のように淡々と話したり

「こんなことを気にするなんておかしい」と外では明るく振舞いながら、内面ではマイナス感情をなかったことにしたり

だから悩んでいる人にも、心から親切のつもりで「そんなこと気にする必要ないよ」と説得しようとしたり

本当は傷ついて悲しかったのに、それを悟られないように(悟られたらもっと傷つくような気がするから)、もっともらしい理論を並べて相手を説得しようとしたり



そういう方は、自分の感情がマヒしていることに気が付いていないことが多いです。

ちなみに私はこのタイプかな(・∀・)





他にも、他者の目を気にする人もやっぱり「自分が何を感じているのかわからない」という方はとても多いです。


問題を起こしてはいけない、迷惑をかけてはいけない・・・だから自分の感情や意欲を二の次にする。
こういう選択の仕方をしてしまうということですね。

でも問題を起こさないように選んだ選択の結果、不思議なことに手に入るのは、大して嬉しくもなんともない現実なんですよね。

例えば

他人のご機嫌ばかりうかがっていたら、喧嘩は起きなかったけれど誰とも心を通い合わせられている実感がないとか。

すごく気を遣って接していた相手が、別の何も考えていないような無邪気な人のほうを可愛がっていたとか。

相手のペースに合わせていたら、相手には好かれたけど、自分の時間が無くなってしまっていたとか。





他人の目が気になるというのは、他人との関係においてマイナスの感情を感じないようにするということ。

でもそうやってマイナスの感情を感じないように選んだ結果が、実はプラスの感情をも遠ざけてしまうということなんですね。

これをし続けていけば、当然自分が何を感じているのか、わからなくなってしまいますよね。






他にもいろんなパターンがあると思うのだけど、結局は自分のしたいこと・・・つまり心が動くものがなんなのかわからないということは、自分の心を動かしていなかったということ。

どうして心を動かさなかったのかは、痛みや悲しみといったマイナスの感情から、自分を遠ざけるための手段にしていたからだと思うのです。






私がこのことに気が付いたとき、思ったこと。




それは





「そうまでして、自分を守りたかったんだなぁ」ということ。








傷つかないように、悲しまないように、楽しむことを奪ってまで、自分を守ろうとするイメージが頭の中に浮かんだとき、なんだかそんな自分が滑稽で可愛いなと思ったりしました。


それと同時に「これが自分を愛するってことなんだろうな」とも思ったんです。

そこまでして自分を守りたいということは、自分を愛しているからこそなんですよね。








だから思うんです。

自分を愛するが故に、自分を苦しませる必要はどこにもない。

自分から楽しむことを奪ってまで傷つくこと・悲しむことを避けることが、自分を愛するが故のやり方だとしても

それが心の奥底で本当は苦しいと思うのならば、やっぱりそのやり方を変える必要があるんではないのかい?と。





自分から楽しむことを奪わずに与える。

傷つくこと、悲しむことを避けずに、「そうなっていいよ」と許可する。





つまりマイナスの感情を避けるために、プラスの感情を受け取ってこなかった。

でも今度は

プラスの感情を受け取るために、マイナスの感情も受け取るということです。






「それができればこんな苦労はしないよーーー」




という声が聞こえてきそうですが(ノ∀`)
でもそういうことなんだと思います。






マイナスの感情を受けとる・・・私は結構これを軽いノリでやってます。


「これやってみたいなー・・・。でも・・やったら、失敗するかも。恥かくかも。そうなったら結構・・・いや、かなり凹む。絶対凹む!・・・・・・・でも・・・まぁ・・・・そうなってもいっか」と。





凹んでいい

泣いていい

傷ついていい

恥ずかしくなっていい




そうやって自分に許可を出して、マイナスの感情を抑え込んだり感じたりしないようにするのではなく、「いいよいいよ来なされ」とウエルカム状態にしておくのです。




苦しくなるのは、マイナスの感情に意味づけをするから。



凹んではいけない

泣いたら負けてしまう

傷つくなんておかしい

恥ずかしい思いをするのはみっともない


そうやってマイナスの感情に「それは間違っている」「それはおかしい」と勝手に意味づけをするからしんどくなる。

しんどいから自分の心を守りたくなる。






でもレッテルを張らずに、裁くこともせずに、「そうなっても大丈夫だよ」と自分に許可を出せたなら

実はあんなに怖がっていたことが、意外と何でもないことがわかってくる。




私のセッションを受けた方の中に、この質問をされたことがあると思います。

「もし仮に、そうなったとしたら、あなたにはどんなことが待ち受けているの?」

そうすると、大抵のクライアントさんは「・・・!!」と口ごもります。
怖いと思っていたものの実体が、自分でもよく分かっていないことに気付くからです。

「あんなことが・・・こんなことが・・・」と答えるクライアントさんも、急にトーンダウンします。
話しながらそんなに大したことではないということ、それかとんでもなく起こる確率の低い妄想に、自分が踊らされていることに気が付くからです。








うん、意外と大丈夫だし、何とかなるのですよ(・∀・)








だから一生懸命自分を守らなくても大丈夫。

ただ「なんとかなるやろ」と自分を信頼すればいい。

なんとかなるんですよ。

だって今まで間違えたやり方で自分を守って、散々しんどい想いをしてきたあなたは、今こうして無事に生きているのだから。





というわけで




自分を信頼して、自分の思うままに自分を動かしてみませんか☆

大丈夫!

あなたは自分が思う以上に、とっても強いのです(*´∀`*)










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