究極の「与える」その1らしい(あといくつあるのかは不明)
昨日の夜、FBを見ていたら、こんな言葉が視界に飛び込んできた。
究極の「与える」のひとつに、「助けてもらう」ことがある
なぜなら助けた人は、その瞬間に大きな幸福感を与えてもらえるから
思わず深いため息。
そうそうそうそう。
昔はこれが全然わかんなくて・・・・というより、助けてもらうことが相手を幸せにするなんて思いもよらなくて、苦労したなぁ・・・としみじみいろんなことを思い出してしまった。
正直今も「助けてもらう」ことに若干の苦手意識がある。
でもきっとこういう方は多いのではないだろうか。
いかんせん、日本人は「人様に迷惑をかけてはいけません」と育ってきた人が圧倒的に多いだろうから。
私が保育士2年目の頃。
初めての一人担任で、27人の年中クラス。
今思えば個別サポートが必要なお子さんが3~4人いたのに、そこへクラス運営がさっぱりわからない2年目の担任。
クラスは学級崩壊寸前の状態でした。
そのクラスの中に、ともちゃんという女の子がいました。
ともちゃんは、複雑な家庭の事情もあり、どこか寂しさを抱えている女の子。
友達がいないわけではないけれども、保育室の隅でぽつんと一人で立っていて、涙を浮かべて私のほうをじっと見つめていたりすることもよくありました。
でも当時の私はクラスを回していくことで精いっぱい。
なかなかともちゃんに関わることができませんでした。
本当は抱っこしてあげたい
ゆっくりお話を聴いてあげたい
一緒に遊んであげたい
でもそれはままならず、他のことで忙殺される毎日。
そこで私は、ともちゃんとは関われないけど、自分からサインだけは送ることにしました。
遠くでも目が合えば笑顔で手を振りました。
すれ違う時は必ず耳元で「ともちゃん、大好きだよ」と声をかけました。
そんな小さなことを毎日やり続けました。
そうして月日が経ち、3月の年度末。
私は他の保育園への異動が決まりました。
その時、誰よりも一番泣いてくれたのは、実はともちゃんだったのです。
私は決してともちゃんとゆっくり関われたわけではなかったし、特別何かをしてあげたわけではありませんでした。
そんな中でも、ともちゃんは私の小さなサインをちゃんと受け取ってくれたのです。
とてもとても嬉しかった。
でも
私はそれ以上に後悔をしました。
当時、クラスの運営が大変だったのは事実です。
でもその状況を改善しようと、何かをやったわけではありませんでした。
「助けてください」
たった一言、周りの先生にお願いすればよかったのに。
わかってはいたけど、わからないふりをしていた。
どうしてもどうしてもその一言が言えなかった。
だって言ってしまったら、自分の無能さを認めてしまうことになるから。
それが何よりも恐怖で仕方なくて、私はともちゃんとの時間よりも、自分の体裁のほうを大事にしてしまったのだ。
おそらく周りの先生には、私のできなさ加減もプライドの高さも、とっくにバレていたに違いないのに(哀れだ自分)
もしあの時の自分が、「助けてもらうことは、相手に幸福感を与える」ということを知っていたとしたら・・・・
きっと情けなさや、できない口惜しさ、恥ずかしさで動けなくなっていた自分が、「相手に幸福感を与える」という大義名分を掲げて、1歩前に踏み出す勇気を持てたかもしれないと思う。
たとえ「相手に幸福感を与える」という大義名分があったとしても、そのおかげで自分のつまらないプライドを、自分の弱さやダメさ加減を見せる勇気に変えられたとしたら
そして思い切って「助けてください」と言えたとしたら
頭ではなく心で、「ああこれでよかったんだ。ダメな私でもできない私でも良かったんだ」と全身で感じることができたと思う。
そんなことをつらつらと考えていたら・・・・・当時恐怖で動けない中、必死で頑張っていた自分がなんだか可愛くなり、そして改めて小さなメッセージを受け取ってくれたともちゃんに、感謝だなぁと思いました☆
ちなみに冒頭の言葉の主は、晃ちゃんこと本田晃一さん。(ちなみにここをクリックした方は、ぜひ右側のプロフィールをご覧になっていただきたい。超大ウケ)
楽しく無邪気に、そしてハッピーな人生を送る達人で、私は晃ちゃんから多大な影響を受けていますヾ(´∀`)ノ
そして最近の晃ちゃんの著作はコチラ
日本一の投資家から教わった人生でもっとも大切なこと

今回の記事のテーマでもある「与える」ということについて、日本一の投資家である竹田和平さんの教えを、晃ちゃん節でわかりやすく、ハートフルに伝えてくれています♪
大人気ゆえ、アマゾンさんでも入荷待ちの状態が続いていたのですが、最近入荷されたらしいですよん☆
この本については、後日またブログで語りたいと思う!(どやぁ)
゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・・*:.。. .。.:*・゜
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なぜなら助けた人は、その瞬間に大きな幸福感を与えてもらえるから
思わず深いため息。
そうそうそうそう。
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正直今も「助けてもらう」ことに若干の苦手意識がある。
でもきっとこういう方は多いのではないだろうか。
いかんせん、日本人は「人様に迷惑をかけてはいけません」と育ってきた人が圧倒的に多いだろうから。
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初めての一人担任で、27人の年中クラス。
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クラスは学級崩壊寸前の状態でした。
そのクラスの中に、ともちゃんという女の子がいました。
ともちゃんは、複雑な家庭の事情もあり、どこか寂しさを抱えている女の子。
友達がいないわけではないけれども、保育室の隅でぽつんと一人で立っていて、涙を浮かべて私のほうをじっと見つめていたりすることもよくありました。
でも当時の私はクラスを回していくことで精いっぱい。
なかなかともちゃんに関わることができませんでした。
本当は抱っこしてあげたい
ゆっくりお話を聴いてあげたい
一緒に遊んであげたい
でもそれはままならず、他のことで忙殺される毎日。
そこで私は、ともちゃんとは関われないけど、自分からサインだけは送ることにしました。
遠くでも目が合えば笑顔で手を振りました。
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そうして月日が経ち、3月の年度末。
私は他の保育園への異動が決まりました。
その時、誰よりも一番泣いてくれたのは、実はともちゃんだったのです。
私は決してともちゃんとゆっくり関われたわけではなかったし、特別何かをしてあげたわけではありませんでした。
そんな中でも、ともちゃんは私の小さなサインをちゃんと受け取ってくれたのです。
とてもとても嬉しかった。
でも
私はそれ以上に後悔をしました。
当時、クラスの運営が大変だったのは事実です。
でもその状況を改善しようと、何かをやったわけではありませんでした。
「助けてください」
たった一言、周りの先生にお願いすればよかったのに。
わかってはいたけど、わからないふりをしていた。
どうしてもどうしてもその一言が言えなかった。
だって言ってしまったら、自分の無能さを認めてしまうことになるから。
それが何よりも恐怖で仕方なくて、私はともちゃんとの時間よりも、自分の体裁のほうを大事にしてしまったのだ。
おそらく周りの先生には、私のできなさ加減もプライドの高さも、とっくにバレていたに違いないのに(哀れだ自分)
もしあの時の自分が、「助けてもらうことは、相手に幸福感を与える」ということを知っていたとしたら・・・・
きっと情けなさや、できない口惜しさ、恥ずかしさで動けなくなっていた自分が、「相手に幸福感を与える」という大義名分を掲げて、1歩前に踏み出す勇気を持てたかもしれないと思う。
たとえ「相手に幸福感を与える」という大義名分があったとしても、そのおかげで自分のつまらないプライドを、自分の弱さやダメさ加減を見せる勇気に変えられたとしたら
そして思い切って「助けてください」と言えたとしたら
頭ではなく心で、「ああこれでよかったんだ。ダメな私でもできない私でも良かったんだ」と全身で感じることができたと思う。
そんなことをつらつらと考えていたら・・・・・当時恐怖で動けない中、必死で頑張っていた自分がなんだか可愛くなり、そして改めて小さなメッセージを受け取ってくれたともちゃんに、感謝だなぁと思いました☆
ちなみに冒頭の言葉の主は、晃ちゃんこと本田晃一さん。(ちなみにここをクリックした方は、ぜひ右側のプロフィールをご覧になっていただきたい。超大ウケ)
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