プロフィール
河野嘉恵
河野嘉恵

長野市出身

国際コーチ協会(ICA)ポテンシャルコーチ
国際コーチ協会(ICA)認定講師
保育士資格

長野市公立保育園に18年間勤務。
2年間在籍した子育て支援センターでは、延べ700件以上の子育て相談を受ける。
その経験から、子育ての相談スキルを上げたいと思っていた時に、コーチングと出会い、子育ちに関わる大人が元気でハッピーになれるサポーターになりたいと、強く思うようになる。

2012年4月、独立。
現在は、子育てママ対象の講演や、保育園幼稚園の職員研修を行う。
また1対1のパーソナルコーチングセッションを行い、子育てにかかわる人の応援サポーターとして活躍する。
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保育者向け現場実践型研修プログラム

2014年07月16日


私は今まで講師のお仕事というと、ありがたいことにご紹介をしていただいたり、主催者側からお声がけいただいたり・・・そんなご縁が多かったのですが、今年度よりそうした形以外のものに、少しずつシフトするようになりました。




それがこれ。




「保育者向け現場実践型研修プログラム」です。


中身はこんな感じ☆



私の名刺や屋号のロゴ、パンフを作っていただいているデザイナーのNさんに、冊子のデザインをお願いしました♪
自分で作ったのとは、明らかに説得力が違う!!
「え・・・?この中身って本当に私が書いたの?(・∀・)」としばし絶句。







これは実際に保育園・幼稚園に出向いて、先生方向けに行う連続研修プログラムです。

私は元保育士ですが、保育園・幼稚園の先生方に向けて、保育のスキル(園内外の環境設定や歌・運動・自然物遊びなど)については語れません。
その点に関しては、現役の先生方のほうがプロなんですよね。
なので、保育園・幼稚園を訪問させていただくたびに、完全におのぼりさん状態で「へぇぇぇ!ほぉぉぉおおお!すごいですねぇぇ!」(ボキャブラリーがなさすぎる・・・( ;∀;))とひたすら保育環境に感動して見て回らせていただいています。

いや、本当に先生方はすごい。
これだけのことを、毎日頑張ってやっているんだなぁと、頭が下がる思いです。


でも同時に先生方が明るい笑顔で子どもたちと一緒にいるその後ろで、沢山のプレッシャーに押しつぶされそうになっていたり、言えない悩みを抱えていたり、子どもが好きなのに、うまくパフォ-マンスができなくてこの仕事を続けられなくなったり・・・・そんな姿があるのも私は知っています。

きっと子どもたちに支えられながら、何とかぎりぎりのところで頑張っている先生も多いのではないでしょうか。


誰が悪い・・・ということではなく、単なるボタンの掛け違えだったり、相手に対しても自分に対しても勘違いしていたために起こる負の連鎖。
でも渦中にいるときは必死だからわかりません。
私もこの負の連鎖に嵌まった時は、本当に苦しかった。



この保育者向け現場実践型研修プログラムは、そんな当時の私が知りたかったことを詰め込んだ内容になっています。
学ぶだけではなく、実践、フィードバックもサイクルにした、連続研修です。

そのために一方的に内容をお伝えするだけではなく、意見交換・ライブセッションも行います。

だからこの研修中は、先生方の感情の揺れ幅が大きいです。
感動したり、喜び合ったり、隠していた痛みに気が付いて苦しくなったり、一緒に心を痛めたり、感謝を伝えたり受け取ったり・・・・

仲間たちとそんな感情の分かち合いをしながら、とことん自分と向き合ってもらいます。


だから研修させていただく私も、毎回準備をしながらも「どんなドラマが待っているんだろう?」とドキドキしています(笑)
でも間違いなく毎回、先生方の真摯な気持ちや、不安の奥にある優しさや誠実さに触れて、感動するのです←泣きそうになる人

そして

私のこの研修プログラムを、採用するという決断をしていただいた園長先生方の懐の大きさには、本当に感謝と尊敬しかありません。

個人園で、複数回にわたる職員の研修プログラムを取り入れるということ自体、この業界ではほとんど前例がないことなのです。
園の子どもたちに対する愛情、そして職員に対する信頼・・・・本当に素晴らしいなぁとお話しさせていただくたびに思います。

だから私もその想いに応えたいと思ってやらせていただいています。




そし今現在、てこの研修プログラムを知っていただくための仕組みづくりや、内容の精査、細かい文書つくりなどまだまだ地味な作業が続いています(笑)
でも多くの園に届くように、こういった目立たない地味な作業が大事なんだろうなぁとつくづく思います。

もっと沢山の先生方の笑顔に出会うために、少しずつ積み上げていこうと思います。









この研修プログラムのことを相談した方々に言われた中で特に多かった言葉。


それは


「全てを受け取る覚悟をする」


・・・ひしひしと心にしみこんでいます。







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